江戸時代 武家社会で菖蒲と尚武をかけて5月5日を尚武の節日として祝うようになったのが端午の節句の始まりだそうです。今日でも5月5日には菖蒲湯に入る習慣が受け継がれているのだという菖蒲は病邪を払う薬草なんだそうです。
中国の人々が長寿や健康を願って菖蒲を用いていたとのこと。昔から端午の日というのは春から夏への変わり目です。暦の上で立夏。季節の変わり目というのは体調を崩しやすいものですね。端午の日には、菖蒲酒、菖蒲湯、菖蒲刀など、菖蒲を用いる習俗があったそうな。5月4日に菖蒲の枕を使い、5月5日にはその枕をほどき、それを湯に浮かべたのが菖蒲湯になったとか。一般の人たちが菖蒲湯を楽しむようになったのは江戸時代になってからだそうです。
5月5日の夜あるいは5月6日の朝に、各家では菖蒲湯に入る風習がありました。江戸時代、長屋暮らしの人たちも湯屋へ行き菖蒲湯を楽しんだ。
現在でも銭湯や温泉等で、その日、その季節になると菖蒲湯がおこなわれていることがあります。
菖蒲湯やあやめ湯は、薬湯の一種であす。その香りによって悪疫を退散させようとする民間療法です。年中行事と結びついたようです。冬至の日の柚子も有名ですね。
香りは 優しく ほんのり緑が映え 菖蒲湯 入浴していただきました。
なかなか 自宅では 話に聞いたことがあっても 入ったことのない方も多く 喜んでいただけました。
梅雨の前 季節の変わり目 体調も崩しやすい毎日です。
長寿や健康を願い明日からの活力になりました。