7月の行事は「七夕会」を行いました。
行事を始める前に利用者様と七夕とはどういったものかおさらいをしました。
織姫さまと彦星さまが天の川を渡って、1年に1度だけ出会える7月7日の夜のことというのは皆さんご存じでしたが、東海地方と山口県などには「雨が降ったほうが縁起がいい」という言い伝えが残っている。と利用者様に紹介させて頂くと「そんな話は知らん」「聞いたことない」などの反応でした。七夕に降る雨の事を、“催涙雨”といいます。この雨は、1年ぶりに会うことができた織姫と彦星が、嬉しくて流した涙である、とういういい伝えがあると説明させて頂くと「会えてよっぽど嬉しかったんだなぁ」「雨降っても心配いらんね」とお隣の利用者様同士で共感をされてみえました。
七夕会ではゲームをメインに行いました。
「天の川もの送りゲーム」ルールは2チームに分かれ2人1組になりタオルの端と端を持ちます。タオルの上にボールを乗せ隣の人へ隣の人へボールを送りゴールの籠にボールを出来るだけ早く入れるゲームです。片麻痺の方でも参加できるように洗濯バサミと紐を使い皆さん参加できるように工夫しました。
隣から回ってくるボールに慌てて落としてしまったり、落ちかけたボールを上手にキャッチしたりなど白熱しながら笑いあり拍手ありのゲームでした。
利用者様の願いを書いた短冊を名前は伏せて紹介さえて頂いたり、季節の歌を合唱したり、おやつでは星の入ったカラフルなゼリーを頂くなど最後まで季節感を味わう内容がたっぷりの行事でした。